三重県鈴鹿市に移住を考えている方へ:鈴鹿市の基本情報から実際に住んだ感想まで

引っ越し

三重県北部に位置する鈴鹿市は、東側が伊勢湾に面し、西側は鈴鹿山脈に接しています。市の北部は三重県で最も大きな都市である四日市市と隣接しており、南側は三重県の県庁所在地である津市と接しています。

三重県鈴鹿市の基本情報

人口

鈴鹿市の人口は約19万人となっています​​。
男女比は女性が少し多い程度でほぼ同じです。
日本人は減少傾向にあるものの、外国人は増加傾向にあります。

産業

  • 自動車産業:鈴鹿市は特に自動車産業で知られています。
    この地域の象徴的な施設には、本田技研工業の鈴鹿製作所があります。
    日本を代表する自動車製造施設の一つで、自動車の製造および関連する自動車部品の生産が行われています。

  • モータースポーツ:鈴鹿サーキットは国際的にも有名なレーストラックであり、F1日本グランプリやオートバイの8時間耐久レースなどの大規模なモータースポーツイベントが開催されています。

  • 繊維産業:かつては繊維産業も鈴鹿市の重要な産業の一つでした。旭化成やカネボウなどの企業が活動していた時期がありました。

交通

鈴鹿市は三重県の中北部に位置し、伊勢湾に面しており、西は鈴鹿山脈まで広がっています。市域の北は三重県最大の都市である四日市市に隣接しています​​。

鉄道はJR・近鉄電車が走っており、名古屋へは約1時間、大阪ヘは約2時間ほどです。
高速道路は三重県の各都市部まで広がっており、車さえあれば移動には困りません。

三重県鈴鹿市の観光・グルメ

観光

  • 鈴鹿サーキット
    鈴鹿サーキットは、日本で初めての国際規格のレーシングコースを持つレジャー施設です。
    「F1日本グランプリ」や「鈴鹿8時間耐久ロードレース」などの大規模なレースイベントが開催されています。施設はリゾートエリア、遊園地「モートピアエリア」、モータースポーツエリアの3つのゾーンに分けられています。
    モートピア遊園地では、子どもたちが操作できる小型の車両やバイクが多数用意されており、家族連れに一日中楽しんでもらえる内容となっています。

  • 椿大神社
    椿大神社の創始は、垂仁天皇27年に倭姫命が受けた神託により、猿田彦大神の墳墓近くに「道別大神の社」として社殿が建立されたことに始まるとされています。最初の記録は、天平20年(748年)の『大安寺伽藍縁起並流記資財帳』に見られます。一般に、椿大神社は『延喜式神名帳』に記載される伊勢国一宮として知られています。

    社伝によると、猿田彦大神の末裔である行満大明神は修験道の開祖とされ、役行者を導いたとされています。これにより、中世には修験神道の中心地となりました。現在の宮司は行満大明神の末裔と伝えられています。

    明治4年(1871年)に郷社、昭和2年(1927年)に県社に列格されました。昭和10年(1935年)の内務省神社局の調査では、全国約2千社の猿田彦大神を祀る神社の総本社として「地祗猿田彦大本宮」に指定されました。ただし、実際に椿大神社と関係がある神社は少数です。また、全国には「椿大明神」を祀る「椿神社」も多く存在しています。

  • 大黒屋光太夫記念館
    近鉄「伊勢若松駅」から徒歩約15分、または「白子駅」から車で10分ほどの場所にある施設は、江戸時代にロシアに漂着した日本人、大黒屋光太夫の生涯と功績を紹介しています。
    光太夫は、ロシアでの体験を日本に初めて伝えた人物で、彼がもたらした情報は多くの政治家や学者から高い関心を集め、蘭学の発展に寄与しました。
    この施設では、光太夫の手によるロシア語の墨書、ロシア使節の人相書、漂流記、古文書などが展示されています。展示は常設ではなく、季節ごとの特別展や企画展が開催されています。

グルメ

  • みやき屋
    鈴鹿市で焼肉と言えばみさき屋というほど毎日行列の絶えないお店です。
    昭和34年創業の老舗焼き肉店で、名物のぼつ焼きは松阪豚のハラミを甘口のタレに漬け込んだもので、脂のうまみとタレが絡んでごはんにものすごく合います。
    残念ながら少人数での予約は行っておらず、行列覚悟で行く必要がありますが、持ち帰りや地方発送もしているのでぜひ食べてみてください。

  • 鞍馬サンド
    約50種類のサンドイッチを提供しているサンドイッチ専門店。
    ショーケースに並んだサンドイッチはどれもおいしそうで、いつもなかなか決められず困ってます。
    名物は醍醐という納豆コーヒーゼリーサンドです。
    最初はえ!?そんなの美味しいはずがないと思うのですが、そこはさすが名物だけあってコーヒーゼリー、生クリーム、納豆がうまくマッチしていてとても美味しいです。

  • 洋食Mogu
    名前の通り洋食屋さんで、メニューを見ると一見普通の洋食屋さんと変わりませんが、注目はその量です。
    Moguのデカ盛りを食べたくで県外からもたくさんお客さんが来ているみたいで、最近ではSNSでデカ盛りが映えるとのことでさらに人気を増しているそうです。
    もちろんただ多いだけのデカ盛りだけではなくて、どのメニューもとても美味しいです。
    本当に量が多いので行く場合は覚悟をして行ってください。

三重県鈴鹿市の生活環境

買い物

スーパーサンシやフレッシュマーケットマルヤス、イオンタウン鈴鹿など、地元密着型のスーパーマーケットや大規模なショッピングセンターが豊富にあり、日常のショッピングに大変便利です。
電車バスは充実していますが、車が無いと買い物や移動には少々不便です。

治安の良さ

治安と居住環境については、鈴鹿市は全体的に治安が良好と評価されています。
特に旭が丘地区は家族連れに住みやすい環境が整っているとされ、白子駅周辺は女性の一人暮らしにも適しています。
一方で、本田技研工業の工場がある地域は人の出入りが多く、近隣住民とのコミュニティ形成が難しいという声もあります。

子育て支援

鈴鹿市では、妊娠中の女性や子育て家庭に対して充実したサポートが提供されています。
これには、医療費の無料化、出産や育児に必要な用品の購入支援、定期的な健康診査などが含まれます。
さらに、子育て支援センターや公園など、親子で楽しめる施設も整っています。

医療・福祉の充実

  • 子ども医療費の助成:中学校3年生までの子ども(生後から15歳到達年度末まで)に対して、入院および通院の保険診療分に関する医療費が助成されます。申請には健康保険証や通帳、マイナンバー制度の情報連携に関する同意書が必要です。

  • 障がい者医療費の助成:障がいを持つ方への医療費助成があり、所得に応じた制限の範囲内で支援を受けられます。所得制限は扶養家族の数や申請者の所得によって変わります。

  • 一人親家庭等医療費の助成:一人親家庭や特定の条件を満たす家庭に対して医療費助成が行われます。こちらも所得に基づく制限があり、所得から一定額を控除した後の金額が基準となります。

  • 公費負担医療制度:更生医療、育成医療、精神通院医療が含まれており、身体障がい者(18歳以上)、18歳未満の児童、精神疾患を治療する方に対して、治療費の一部が給付されます。

実際に暮らしている筆者から見た鈴鹿市はどんな感じ?

鈴鹿はスーパーが多くて大型ショッピングセンターもあって車さえあれば買い物には困りません。
鈴鹿サーキットがあって、すぐ近くには大きな公園もあるのでお子様連れの方には良いと思います。
ホンダの工場がある関係か、中東・アジア系外国人が多いので飲食店もそれ系が多いです。
どのお店もおいしくて私は結構好きです。
戸建ての多い住宅街は日本人ばかりで静かですが、アパートが多い地域だと夜でも結構騒がしい気がします。
三重県で一番栄えている四日市もすぐに行けますし、西隣の亀山にはコストコが出来るそうなので、これから鈴鹿市に引っ越しを考えておられる方は良いんじゃないでしょうか。
気になる方は一度鈴鹿市に訪れてみてください。

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